イナさんのページ

９月１９日午後５時１０分過ぎパインが旅立ちました。穏やかな最期でした。まるで私の退院を待っていたかのよう、と家内は言います。２０年という長い人生の友人でした。さすがに悲しい涙です。山口市の古刹・龍蔵寺の動物霊園に葬ってやります。

近ごろとみに目が悪くなったようで、庭に出るときも、家内に抱かれているといいのですが、地面におろすとあまり動きません。目が不自由だと心配なんでしょう。
　獣医さんの薬が効いて血を吐くこともなくなりました。食欲が低下していたので新鮮な小エビ、ウマヅラハゲ、チーズ、、ハーゲンダーツのバニラアイスクリームなど好物は何でも食べさせてます。

山口から帰る少し前に、パイがめづらしく庭に出て、アジサイの枝を切って置いてあるところでくつろぎました。「熱中症になる」と家内が大慌てで日傘をさしかけました。元気を取り戻したパイをご紹介したくて。

山口の庭で、パイは家内にこんな格好で甘えているのです。あれだけ可愛がってるのにパイによる「無視」にはがっくりさせられています。私には夢のまた夢です。

パイちゃんが久しぶりに庭に出ました。　家内と二人で付き合いました。カメラを向けると相変わらず顔をそむけたり、後ろを向いたりしますが・・・。、すっかり痩せて２キロ台の体重ですがいたって体調はいいようです。

パイはおかげさまで、医院がよいも奏功してまずは元気です。こちらに来る途中の車中ですまし顔のところを。

パイがめづらしく自分で外に出るというので、玄関のドアを開けると、しばらく考え込むようにして外気に当たっていました。　家内が声をかけて、パイが振り向いたところを撮すことができました。元気が戻ってきたようです。

パイも少し元気を取り戻し、この寒さの中、庭に出たがりました。こちらを向いた瞬間に、隠し持っていたカメラで一枚。自然な表情が撮れました。こんな穏やかなパイの顔を見るのは久しぶりです

パイちゃんもおかげさまで無事新年を迎えました。満２０歳です。人間に喩えると１００歳ぐらいでしょうか。　私がカメラを持って近づくと、「なんだ」といったふうに顔をそらせます。でも、新年のごあいさつ代りに。

朝晩、すっかり涼しくなりました。パインちゃんがリビングの日だまりに出てくるようになりました。秋、一歩一歩深まるということでしょうね。温かい室内でひなたぼっこしながらお休みも。

猛暑の山口でのパインちゃんの様子を。昼はソファーで寝てばかりでした。庭に出るのは朝夕の涼しいときです。

暑くなって、パインちゃんは毛がよく抜けるので、体内の毛玉を出すために草を食べたがります。横顔を撮りたいと思っても、カメラに気づかれるとプイと逃げられるのがオチです。こんな後ろ姿を・・・トホホホ（>_<）。

パインちゃんが波佐見焼の大皿に移って寝そべっています。暑くなると、体を冷やす知恵です。　この時期になると、普段は仕舞ってある大皿を家内が飾り棚の上に横にして置いてやるのです。

朝日新聞長崎支局の机の上で澄ましてる我輩だ。１９８８年の秋に拾われて、間のない時の我輩だ。そのときの名前は小太郎だったが、拾ってくれた松本さんの「松」をとってご主人がしゃれた「パイン」とつけてくれたの。

さようならパインちゃん

さようならパインちゃん　