おじんの独り言



独断と偏見で言いたい放題のページです。反論があれば大歓迎、賛成はなお結構です。おじんの戯言(たわごと)ですから、お忙しい方は気にしないで退席ください。


BGMは風さん編成MIDI森山良子の“涙そうそう”


  結 命あずけます  弥陀に自分の命をゆだねる (3/13) 
 


 ここしばらく胃腸の調子が悪かった。胸やけがする。酸っぱい胃酸があがってくる。胃に痛みが走る。そのことをスポーツジムの仲間に相談した。仲間は我がことののように心配してくれて、胃カメラ検査を受けるよう病院の紹介までしてくれた。

 そうなると彼らの好意を無にするわけにはいかない。ここで初めて私も真剣に胃カメラ検査を受けることを決意し、病院探しを始めた。2年前受診した小倉記念病院、仲間が紹介してくれる病院・・・。いずれも我が家から遠いので主治医に相談すると、すぐ近くの門司労災病院に紹介状を書いてくれた。

 さて、ここからが“もし”のドラマの始まりだ。もし、ガンがみつかって手術になれば入院しなければならない。その場合、片付けなければならない課題が山とある。その一つ一つを洗い出したのだが・・・。

 もう一つ、万一があった場合は・・・・。いづれ私にもそんなに遠くない将来、自分の死期を覚悟しなければならない日が必ず来る。人間すべて、朝(あした)に紅顔あって、夕べに白骨になれる身であることは間違いない。その準備は・・・。

 今回の体調不良で胃カメラ検査をした結果、胃炎など多少の不都合は見つかったがガンについては心配ないとの良報を得た。胸のつかえが降りて安堵した。その間、深刻に悩んだことは言うまでもない。それを通して二つのことを学んだ。

 
一つは、まったく平凡な日々が輝いてみえたこと。朝起きて当たり前のように食べている朝食の美味かったこと。新聞を読むこと、自転車で街を走ること、横になってテレビをみること・・・すべてが素晴らしいことなんだと新しい発見をした。

 あと一つは“ゆだねる”ということ。人間誰もが自分で生きていると思っているが、それは大きな誤解だ。生かされているということを理解した。命は預けているんだと。“弥陀に命をゆだねている”という気持ちは忘れずにいたい。

 今回のできごとは私にとってしばしの苦渋を伴ったが収穫も大きかった。いずれ必ず訪れるであろう自分の終末まで、一日一日を大事に、充実した日にしたい。




  自分の思うままに    徒然草百十二段 (1/22) 
 

 人間の儀式、いづれの事か去りがたからぬ。世俗のもだしきがたきに従いて、これを必ずとせば、願いも多く、身も苦しく、心の暇(いとま)もなく一生は雑事の小節にさえられて空しく暮れなん。

 日暮れ、道遠し。吾が生既に蹉蛇(さだ)たり。所縁を放下(ほうげ)すべきときなり。信も守らじ。礼儀も思はじ。

 この心をも得ざらん人は、物狂いとも言え、うつつなし、情なしとも思え、そしるとも苦しまじ。誉むとも聞き入れじ。

 ・・・・・・世俗の決まりを無視しがたいまま、やるとすれば、身は苦しく、心に安らぎもなく、一生はつまらぬ義理立てに追われて、空しく暮れてしまうだろう。

 もう自分の人生にケリはついた。いまは世間の義理もすべて捨て去るべきときだ。もう約束は守るまい。礼儀をも思うまい。

 この気持ちの分からぬ人は、正気の沙汰ではない。人の情がないとでも思え。自分はもう非難されても苦にしまい。ほめられても耳に入れまい。

 私は会社を卒業して、この心がけで生きてきました。徒然草の百十二段は我々シニアの生き方の一つの道しるべになるでしょう。




 喜 おめでとうございます  初夢談義(^^) (1/1) 
 


 2004年をお元気で迎えられておめでとうございます。また、いつも私のHPへご訪問いただき、改めてお礼申し上げます。さて、今年はどんな歳になりますやら。正月ですから嫌なことは一切耳をふさぎ、楽しい初夢談義をお聞かせしましょう。

 
●ジャンボ宝くじが大当たり\(~o~)/ ここ数年、毎年夏と暮れにジャンボ宝くじを買ってたのですが、初めて3億円をものにしました(^-^)。あまりお金に縁のないおじんですから使い道が分からない。とりあえず、私のHP訪問者に100万円づつ配布することにしました。希望者は掲示板に書き込みください。

 ●阪神タイガースが日本一に 金満球団が近鉄のローズ、ダイエーの小久保を獲得しましたが、いかんせん投手力が弱く、全く低迷。落合中日もかみさんが球団運営に口出しし、オールスター戦前に戦線離脱。ところが岡田阪神は、昨年の弱点を克服、あれよ、あれよと断然トップを突っ走り、軟弱なパ軍のダイエーを4:0で破って日本一に。

 ●恋人ができっちゃた 会社を卒業するとき、社内報に「火宅の人も辞さないで、老いの恋物語に憧れる」なんて大胆な“お別れの挨拶”を書き、顰蹙(ひんしゅく)を買ったがその夢物語が本物に。蓼食う虫も好き好きで、おじんに素晴らしい恋人ができちゃた。それにもましてできた女房や。坂田三吉の女房の小春と同じ台詞を。「あんた、好きにしなはれ、もうその歳や、恋人を大事にしいや」なんて許してくれて(^^;)・・・。

 てな、迷いごとの夢をみていたら、女房から布団を引っ剥がれ、「あんた、いつまで寝てるんや、正月やで、はよ起きんかい」と、たたき起こされました。やはり現実は夢のようにはいかないものです(>_<)。今年もよろしくm(_ _)m。


 イラクへの自衛官派遣  私は絶対反対します (12/9) 
 

 朝日新聞朝刊第2社会面に「イラク派遣-こう思う」と題したコラムが毎日掲載されている。7日付けでは“悔しいがやむなし”との意見が掲載されていた。「派遣を断れば日米の協力体制にひびが入り、日本の平和と安全もゆらぐ。・・・石油の輸入が滞り日本経済が打撃をうける」と。

 イラクへ自衛隊派遣に賛成する意見は、イラクでは交戦は終わっている。いまあるのはテロだ。それを取り上げて派遣に反対するのはテロに屈することになる。
 犠牲を恐れて派遣をためらうのは日本の国益や威信をそこなう。米英以外36ヶ国がイラクに行っている。普通の国ならば当然のことだ。

 日本政府はイラク開戦前にアメリカの行動を支持してる。イラクの復興支援に積極的に貢献すると国際的に発言した以上責任が問われる。もう元に戻ることはできない。危険だからこそ自衛隊が派遣されるのだ。

 自衛隊派遣の目的は、戦闘行為ではない。復旧支援である。しかし、あらゆるところにテロの対象や可能性がある。それとどう戦うのか。自分たちで攻撃に耐えられる武器は携行させるべきだ。

 以上が派遣賛成する側の主な理由だが、本当にそうだろうか。私も悲惨なテロとの戦いはいくら犠牲が出ようとも屈してはならないと考えている。自衛隊を派遣すると日本人がイラクで犠牲者がでるからとか、銀座でも自爆テロを敢行されるからという理由で反対してるのではない。

 イラクへ自衛隊を派遣することは明らかに日本の国益を損ない、日本がますますアメリカのペット化することにつながる。日米体制は主従の関係よりもパートナー関係にあることの方がアメリカにも日本にも利益につながる。もしろ猛り狂ってるアメリカを諌める役割に徹すべきだ。また、近隣諸国が日本の自衛隊派遣を歓迎してるだろうか。中国は?インドネシアは?韓国は?・・・・・。

 それと日本の誇りである“日本国憲法”との関わりはどうなるのだろう。私はいつまでも護憲にこだわる。いま、自衛隊がイラクに派遣されると外国で戦闘行為が発生し、武器の使用が必要となる。憲法は拡大解釈され、なし崩し的に空文化してるところはあるが、海外での戦闘行為は全然別の事体を発生させる。拡大解釈もなにもあったものではない。絶対避けるべきだ。だから自衛隊の派遣には反対だ。



  高すぎるんじゃない 一部野球選手の年俸 (11/7) 
 

 今年は阪神タイガースと福岡ダイエーホークスがそれぞれリーグ優勝を果した。にも関わらず両球団とも来期の構想について激震している。阪神タイガースは星野監督の勇退、下柳、伊良部のFA宣言。福岡ダイエーホークスは井口のポスティングシステム適用はムリらしいが、小久保の無償トレード、村松はFA宣言。

 この背景は、選手の年俸がうなぎ登りに上昇していくところにもあると思う。今期ほとんど活躍しなかった金満球団のペタジーニの年俸は7億2000万円といわれてるし、あの清原だって4億5000万円(推定)だ。普通の人が大学を卒業して一生かかっても得られない生涯報酬を1年で稼ぐ。これって少し変でねえかい。

 このように選手の年俸をべらぼうな金額に押し上げているのは金満球団ジャイアンツの“あいつも欲しい、こいつも・・・”政策だ。何でも近鉄のローズとは3年契約15億円で交渉するとか。西武の松井も獲るとのこと。

 裏から聞えてくる話だが、星野監督が辞任した理由に、阪神球団が湯水のようにお金を使って選手を獲る星野監督がうとましくなったとか。阪神は昔からトップになって選手の年俸が高騰するより、2位に甘んじて、阪神電鉄の収入とダントツの甲子園収入を確保するのが最良だと球団経営をしてきた。大阪商人の経営感覚だ。

 確かに阪神電鉄の年間収入利益は20億円くらいで、電鉄会社としては近鉄や阪急電鉄よりも規模は小さい。その会社が1選手に**億円の年俸を払うことに躊躇(ちゅうちょ)する感覚は理解できる。

 選手もあまり年俸が高くなると自由裁量が狭まれるのではないだろうか。人間、起きて半畳、寝て一畳、どんなに高額の年俸を手にしても半分は税金に持っていかれ、使い道も限られてるものだ。欲はやめようよ。

 ここで発想の転換をして各々一流の選手の年俸も例えば1億円で頭打ちする規正法を作ったらどうだろう。ダイエーの斉藤投手、城島捕手も年俸闘争はしないで「わいは1億円で結構や」と言ってみてはどうだろうか。

 それでも一般サラリーマンの年収とは比較できない。余ったお金は恵まれない下積みの選手に廻してやるとか・・・。そうすればもっと健全な球団経営ができるし、星野監督も阪神タイガースをやめることはなかったと思うが・・・・。いかがかな。



  またまた解任劇 読売ジャイアンツの常套手段 (9/29) 
 

 私は読売ジャイアンツ原監督解任に絶対反対する。東京ドームの最終戦で、ナベツネが「阪神に3連敗したら解任もありうる」と発言し、それが引き金となって今回の原監督の辞任が組み立てられた。3年契約なので来年まで任期があるのに。原監督の無念さはスポーツ新聞のトップの写真に如実に現れている。

 長島も第一次監督就任のとき、王監督も最後は冷たく読売を追われた。今回も読売のその体質は抜けてない。辞任という形をとっる解任劇は。

 星野阪神監督が「監督をなめんなよ」と今度の交代劇に強い怒りと不信感を表していたが、まったくその通りだ。しかも昨年の優勝監督をだ。「2年でどうやって結果を出せちゅんや」広島の山本監督も原監督を応援していた。

 新聞情報によるとフロントとの対立が背景にあり、ナベツネがフロント側につき、原監督の首を切ったとのこと。ナベツネがなんぼのもんや。こんなことでは日本のプロ野球の繁栄はありえない。

 いままでもアンチジャイアンツだったが、原監督や川相選手などのファンでもあった。長島監督が解任されたとき、読売新聞の部数が大幅に落ち込んだという。今回もそうなればいい。そうゆうことがなければナベツネは悠然としてるだろう。あえて言う。原監督の解任は絶対反対する。ジャイアンツファンの方はどう感じてるのかな。




  自分がイヤなことはしない という生き方 (8/28) 
 

 私は会社を卒業してからの生き方として“自分がイヤなことはしない”をモットーとして実行してる。卒業するまでの60年間は、やりたくないことも生きるため、家族を養うため、自分を殺してやってきた。いや、やらされてきたと言ったほうが正しい。しかし、もういいんじゃないって。

 会社の業務にもそれはあった。私は仕事は誰にも負けなかったと自負してるし、その過程で喜びも感じていた。しかし、本来意味のないイヤな仕事でも上司から指示されればやらねばならなかった。とくに人間関係がそうだった。イヤなヤツと酒も酌み交わし、義理欠きを避けて休日を犠牲にしてのつき合いもやってきた。これも会社から支給される給与のうちだと思って・・・・。

 人間にはWILL型人間とSHALL型人間がいるらしい。ウイル型は“***しよう”“***したい”と強い願望、意欲、意志を持ち、主体的に行動していくタイプ。シャル型は“***ねばならない”“***すべきである”規則、制度、秩序、前例を重視するタイプの人間である。私は現役時代から完全なウイル型タイプの人間だった。だから定年を迎えたいまは“自分がイヤなことはしない”とはっきり意思表示できるのだろう。

 この件に関しては永六輔さんが“六輔の生き方”という著書で70歳を前にして初めて自分自身を語ってるのだが、私も共感する。“自分にみあった場所で生きる”“損を承知で世間を狭くしてみる(義理欠き)”“面白くないことはすぐやめる”“負けるけんかはしない”・・・・etc。これら全て“自分がイヤなことはしない”に通じる。

 会社を卒業してあらゆる束縛から解放されたいま、そのくらいの贅沢は許されるのではないか。だからSNQ(シニアネット北九州)の中でも自分勝手に泳ぎ、イヤなことは頼まれてもしない。町内会もマンションの理事会でも私が積極的に提案して改革を図ることもあるが、イヤな押し付けは断る。
皆さんも義理人情に縛られず、私のような生き方をしてみたら?。楽になるでよう。




 楽 余命を知る  あなたの余命を予測する (7/15) 
 


世界中の先進国では、平均寿命が急速に80歳に近づきつつあります。Science誌の最近の記事は、現在伸びつつある現代人の平均寿命について、平均寿命が99.4歳に達するために必要なことは、心臓病、ガン、糖尿病をなくすことだと報告しています。

まず、このテストをやってみて、それから、もしここに書いてあったことのいくつかをあなた自身の抗老化プログラムに組み入れる機会があれば、3ヶ月後にもう一度同じテストをやってみることをお勧めします。3ヶ月ごとにこのテストを受け続けて、長寿への道をたどり続け、全体としてどんな変化をしたかを知るための励みとすることもできます

★テストの仕方★
さあ!!テストしてみましょう。まず、下の“余命を予測する”をクリックください。途中は読み飛ばして一番下までスクロールします。「自分の余命を予測する」をクリック。
“このテストは30分程度必要です”とありますが、実際には10分もかかりません。さあ、あなたは後何歳生きられるかな?。
ちなみに私は94.07歳まで生きられるそうです(^^)。

                余命を予測する



    哀 金子みすゞの詩(うた) (7/2) 
 

 7月5日(土)にSNQ(シニアネット北九州)の仲間と山口県長門市へウオークに行きます。その際、新しくできた“金子みすゞ記念館”にも寄ります。私の大好きな金子みすゞの“大漁”をMrおじんの独り言として。クリック→ 金子みすゞ詩集  金子みすゞ詩集金子みすゞ詩集              金子みすゞ詩集

030701001.jpg (25731 バイト)       大漁
朝焼け小焼けだ 大漁だ
大羽鰮の 大漁だ
浜は祭りのやうだけど
海のなかでは 何萬の
鰮のとむらいするだろう



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